ミッドライフクライシスっぽい不調を感じ始めた頃、
人に会うことそのものがしんどくなった。
以前は、
人と話すことはそこまで苦ではなかった。
人前で話すのも平気だったし、
仕事で人と関わることも普通にできていた。
でも、
急にそれが重くなった感覚があった。
話すだけで疲れる。
人に会うだけで気力が減っていく。
できれば話しかけないでほしい。
そんなことまで思ってしまう。
目線を合わせないように気を配る。
「なんか話しかけられそう」
そう思って身構えて、
実際に話しかけられると腹が立つ。
今振り返っても、
かなり余裕がなかったのだと思う。
それ、本当に話す必要あった?
そんな余計なことまで考えるようになった。
こんな社会人、最悪だろうと思った。
態度に出ていないことを祈るばかりだった。
この頃は、
単純に話すのが億劫なだけではなかった。
話した後に、
自分の発言が必要以上に気になるようになっていた。
変な言い方をしたかもしれない。
嫌な空気になっていなかったかな。
悪く思われていないだろうか。
以前なら気にも留めなかったことが、
無数に気になる。
思考が止まらない。
当時は、
性格が変わってしまったのかと思った。
人が嫌いになったのかもしれない、
とすら思っていた。
でも今振り返ると、
単純に心の余力が減っていたのだと思う。
これまで無意識で処理していた
対人コミュニケーションの負荷を、
さばけなくなっていた。
そんな感覚に近かった。
今ならわかる。
あの頃は、
ちゃんと休むべき状態だった。
「人に会いたくない」と感じる時期があるのは、
おかしなことではなかった。
まず必要だったのは、
無理に人付き合いを頑張ることではなく、
余力を戻すことだったのだと思う。
久しぶりに人と話して、
思っていた以上にしんどかった日のことは、
別の記事でも書いている。
また、
人付き合いに疲れていたころ、
家で猫に救われていた話は、こちらの記事で触れている。

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