ミッドライフクライシスってどんな感じ?自分はこうやって始まった

01_揺らぎ

「自分がちょっとおかしい」

そう思ったのが始まりだった。

40代に入ってから、
不安について考え続けてしまう。
眠れない。
将来が急に怖くなる。

そんな状態が、少しずつ増えていった。

当時はまだ、
ミッドライフクライシスという言葉も知らなかった。

今振り返ると、
あれがミッドライフクライシスの始まりだったのかもしれない。

仕事の課題が重なっていた時期、
不安で頭がいっぱいになり、
動悸が激しくなって、目をつぶって落ち着かせる。

そんなことが続くようになった。

疲れているんだろう。
一つずつクリアしていけば問題ない。

最初は、そう思っていた。

でも、
不安について考える時間が長くなるにつれ、
しだいに眠れなくなっていった。

これまで経験してきた仕事柄、
自分はストレス耐性が低くないと思っていた。

「あの頃の仕事の方がもっと大変だった」

そう自分に言い聞かせていたこともある。

そのころは休みの日も仕事をしていて、
うまくリフレッシュできていなかったことも大きかったと思う。

そんな日々を過ごしていたある日、
ついに本格的に、自分に異変を感じることになった。

そのときの感覚は今でも覚えていて、
まだ直視するのは少し怖い。

その日の夜のことは、
こちらの記事で書いている。

特にしんどかったのは、
次のような感覚だった。

・「不安」について考える時間が長く、抜け出そうとしても抜け出せない
・起きてすぐ、というより、起きる前から夢の中で不安について考えてしまう

それに伴って睡眠時間も短くなり、
精神的にも追い詰められていったように思う。

ここからは私の個人的な感覚だが、
今回こうなってしまった要因は、
これまで経験したことのない大きなプレッシャーや責任につぶされた、
というわけではないと感じている。

30代の頃なら、
乗り越えられていたもののようにも思う。

正しくは、
20代や30代の頃と同じ感覚で、
うまく息抜きもせず走り続けようとした結果、
どこかで躓いてしまった。

そんな感覚が近い。

学生時代にバリバリ運動していた人が、
20年後に同じ感覚で動こうとして怪我をしてしまう。

自分にとっては、
そんなイメージだった。

後から調べてみて、
こういう状態をミッドライフクライシスと呼ぶらしいと知った。

そして、
「それはミッドライフクライシスかもしれない」

そう教えてくれた人もいた。

その方の周りにも、
同じような状態になった人が何人かいたらしい。

その言葉で、
どれだけ救われたかわからない。

謎の絶望に、
前例があったことを知れたからだ。

このブログは、
同じような状態にいる人に、
「一人ではない」と伝えたくて始めた。

私自身、
ミッドライフクライシスを乗り越えた人間でもなければ、
お医者さんでもない。

今も現在進行形で、
苦しみながら付き合いながら、
人生を少しずつ立て直そうとしている最中だ。


不安について考え続けてしまい、
眠れなくなっていった頃のことは、別の記事でも書いている。

また、
そんな時期に当時の自分を少しだけ助けてくれた、
小さな習慣については、こちらの記事で触れている。