自分のしたいことが、
わからなくなるときがある。
その感覚は、
大きな買い物を考えたときに、
強く感じた。
40代に入ってから、
特に増えた気がしている。
家や車について考える。
駅近のマンション。
郊外の戸建て。
デザインが素敵な輸入車。
性能重視の国産車。
買えるかどうかは置いておいて、
選択肢はいくつかある。
でも、
欲しいものがよくわからない。
どれも決め手に欠けている気がする。
これだなと思った次の日には、
メリットよりデメリットが気になって、
また振出しに戻る。
そんなことの繰り返しだ。
いつからこんなに考えるようになったのだろう。
昔はもっと、
直感で選べていた気がする。
なんとなく好き、
それだけで動けていた。
でも今は、
何を選ぶにも、
本当にこれでいいのか、が頭から離れない。
一生に一度の買い物だから慎重になっているのか。
もちろんそれもあると思う。
でも、
それだけではない気がしている。
そもそも、
それが本当に欲しいものなのかもよくわからない。
本当に必要なのかもわからない。
必要じゃなくても買っていい気もする。
でも、その勇気もない。
欲しいものを探しているというより、
「後悔しない選択」を探している感覚に近い。
それは、
自分のしたいことが、
見えなくなっている状態なのかもしれない。
ひいては、
人生を楽しむ感覚そのものが、
少し薄れているのかもしれない。
攻略本を見ながらゲームをしても、
面白いことなんてないはずだ。
それなのに、
失敗しないことばかり考えてしまう。
早く決めなければいけないような、
妙な焦りもある。
年齢的に遅れをとっている気がして、
今決めないとって、
勝手に追い込まれている感覚もある。
でも本当は、
何を選ぶか以上に、
自分がどう生きたいのか、
それがぼやけていることのほうが、
少し怖いのかもしれない。
「このままでいいのか」という焦りが強くなっていた頃のことは、
別の記事でも書いている。
また、
こういう何をしたいのかよくわからない感覚が続いていた頃、
小さな予定を入れることで少し気持ちが楽だったことについては、
こちらの記事で触れている。

