ミッドライフクライシスで一日の始まりが怖いのはなぜ?起きた瞬間から不安だった頃の話

01_揺らぎ

ミッドライフクライシスっぽい不調を感じていた頃、
一日の始まりが怖かった。

朝起きた瞬間から、
仕事のことを思い出してしまう。

目が覚めた瞬間、
「また今日が始まるのか」と思う。

その感覚だけで、
心が重くなった。

一晩寝ても、
問題は何も解決していない。

また終わりの見えない不安の続きを、
進んでいくような感覚だった。

朝からもう疲れている。

そんな日が増えていった。

もちろん、
ちゃんと眠れていないことも大きかったと思う。

でも、
ただ寝不足だったわけではない。

起きた瞬間から、
頭の中で思考が始まる。

仕事のこと。
まだ起きてもいない想像の不安。

まだ布団の中なのに、
頭だけが先に働き始めている。

休めていない感覚。

それが一番しんどかった。

じゃあ仕事が始まれば楽になるのかというと、
そうでもなかった。

始業時間が近づいても、
パソコンを開く手が重い。

メッセンジャーを開くのが怖い。

誰から何件連絡が来ているんだろう。
問題は起きていないだろうか。

そんなことを考えながら、
薄目で確認していたことを覚えている。

休みの日も休みの日で、
落ち着かなかった。

「ちゃんと休まなきゃ」

そんな謎のプレッシャーまで出てくる。

休みなのに、
休めていない。

そして、
時間だけがどんどん減っていく。

もう夕方だ。
あと一日しかない。

そんなふうに、
休みの終わりばかり考えていた。

八方ふさがりだった。

何をしてもうまくいかない。
どこにも逃げ場がない。

心だけが、

ずっと削られている感覚だった。

でも、
そんな日々の中でも、
ふと気持ちが軽くなる瞬間があった。

奥さんとの何気ない会話。
猫の仕草。

本当に、
小さなことだった。

でも、
そういう小さい瞬間を少しずつ集めながら、
なんとか立っていた気がする。


仕事のことばかり囚われ、
頭が休まらなくなっていた頃のことは、
別の記事でも書いている。

また、
気持ちに余裕がなかった時期に、
猫たちの違いを見て少し肩の力が抜けたことについては、
別の記事でも触れている。