ミッドライフクライシスで“動けているのに前に進んでいる感じがしない”のはなぜ?

01_揺らぎ

ミッドライフクライシスのような不調を感じるようになってから、
「動けているのに前に進んでいる感じがしない」と思うことが増えた。

仕事もなんとかこなせるようになり、
日常生活も大きく崩れはしなくなった。

それでも、
「前に進んでいる」という感覚が持てないことがある。

止まっているわけではない。
でも、進んでいる気もしない。

この中途半端な感覚は、
ミッドライフクライシスの中で感じる人もいるのではないだろうか。

自分なりに考えてみると、
いくつか理由があるように思う。

一つは、
まだ「以前の基準」で物事を見てしまっていること。

迷いなく真っすぐ働いていたころと比べると、
どうしても今の状態は物足りなく感じる。

その結果、
実際には動けていても、
「足りていない」という感覚が残る。

仕事は自分のすべてではないし、生活の一部だ。
そう思うようにしているけど、まだ振り切れていない。

もう一つは、
行動と実感が結びついていないこと。

やるべきことはこなしている。
でも、それだけだ。
手応えにつながらない。

どこかで、
「このままでいいのか?」という感覚が残り続ける。

その違和感が、
前に進んでいないような印象を強めているのかもしれない。

そしてもう一つは、
「向かう先」がまだはっきりしていないこと。

仕事がすべてじゃないのなら、
何をどう充実させればよいのか。

どこを目指しているのかが曖昧なままだと、
どれだけ動いていても、
進んでいる実感は持ちにくい。

目的地が見えていない状態で歩いていると、
前に進んでいるのかどうか、
自分でもわからなくなるのと似ている。

こうして考えると、
この「進んでいない感じ」は、
何かが間違っているというよりも、
途中にいるからこそ生まれる感覚なのかもしれない。

無理にスピードを上げようとするよりも、
まずは今の状態でできていることに目を向けること。

それだけでも、
見え方が変わる気がしている。


少し落ち着いてきたあとに感じる、
うまく言葉にできない揺れについては、別の記事で書いている。