ミッドライフクライシスはいつまで続く?終わりが見えず苦しかった頃の話

01_揺らぎ

「これ、いつまで続くんだろう」

苦しくなってから、
何度もそう思った。

少し休めば戻ると思っていた。
数週間ゆっくりすれば、
また元通りに働けると思っていた。

でも、そんなに単純ではなかった。

ミッドライフクライシスという言葉を知ったあとも、
正直、一番気になっていたのは、
「これはいつ終わるのか」ということだった。

結論から言うと、
「いつ終わる」とは言い切れない。

少なくとも自分の場合、
数か月経っても、以前の自分には戻っていない。

しんどくなった当時は、お休みをもらった。
しばらくは、何も考えないように過ごした。

まず寝ること。
朝日を浴びること。
生活リズムを整えること。

そういうことを優先した。

ある程度睡眠が取れるようになって、
少し落ち着いてきたころ、
ふと気づく。

根本的な何かは、
まだ解決されていない感覚。

いつか元通りになる、
そう思っていたけれど、
その考え方自体が少し違っていたのかもしれない。

そして、
もう一つしんどかったのが「波」だった。

調子のいい日がある。

「治ったかもしれない」
「もう大丈夫かもしれない」

そう思える日もある。

でも、
その翌日にまた落ちる。

朝から心が重くなったり、
不安ばかり考えたり、
急に何もしたくなくなったりする。

その繰り返しで、
絶望したような感覚になることもあった。

だから余計に、
「いつ終わるんだろう」と考えてしまう。

今思うことは、
前と同じには戻らない、ということ。

そして、
戻ろうとしすぎない方がいい、ということだ。

以前と同じ働き方。
以前と同じ考え方。
以前と同じ無理の仕方。

それを前提にしてしまうと、
かえって苦しくなることが多かった。

いつまで続くかはわからない。

きっと、人それぞれなんだと思う。

でも、
前とは違う形で、
少し楽になれる瞬間や、
幸せを感じられる瞬間もある。

「終わり」を焦りすぎることも、
かえって苦しさを強くすると気づいた。

今は、
以前感じていたような深い絶望に落ちることは、少なくなった。

変わった自分に合わせていく感覚。

せっかくなら、
それも少しずつ楽しめたらいいなと、
強がってみる。


ミッドライフクライシスっぽい違和感を、
最初に感じ始めた頃のことは、別の記事でも書いている。

また、
不安が強い日に、
猫と触れ合うことで心が少し軽くなった話は、
こちらの記事で触れている。