食べたいものはないのに、食べたくないものはある

01_揺らぎ

夜ご飯が決められない日がある。

お腹は空いているのに、
食べたいものが思い浮かばない。

こんなとき、小さなストレスで心に不快なもやがかかる。

食べたくないものはある。

食べたいものはない。

じゃあ食べたくないもの以外ならなんでもいいかと言われると、そうではない。

なんて面倒くさい人間なのだろうと思う。

そんなに料理好きではないのに、家に料理本がたくさんある理由は、こういうことが影響しているのかもしれない。

空腹は最高のスパイスだと聞く。
お腹が空くとなんでも美味しく食べられるはずなのに、
私の場合、お腹が空けば空くほど、食べたいと思うものを食べたい。

なんて贅沢なんだろうと思う。
なんでも美味しく食べられる人を尊敬する。

こういうことは、食べ物だけの話ではない気がしている。

仕事でも、
自分で決めればいいことなのに、
誰かの意見を聞こうとしてしまうことがある。

これって人に聞くことだろうか、と考えて、
結局よくわからなくなる。

食べたいものがわからないのと同じで、
自分がどうしたいのかも、少しぼやけている気がする。