好きなカフェができた。
昔は、カフェでまったりしている人や、
本を読んだり、PCで作業している人の気持ちがよくわからなかった。
でも、
40代になっていまさら、
そういう時間もいいものだと思うようになった。
そのお店は、
映画館くらい照明が抑えめ。
テーブルのランプの明かりを頼りに歩くような感じだ。
その雰囲気が好きで、
非日常な感じがして、
気分がゆるむ。
頻繁にいけたらいいのだが、
距離が遠くてなかなか行けない。
なので、
家の雰囲気を少しだけ近づけてみることにした。
部屋の全体照明を弱くして、
暖色の間接照明を増やす。
夜、お風呂に入ったあと、
その明かりの中で炭酸を飲む。
お酒を飲めば格好がつきそうだが、
ほとんど飲めない。
気づくと、
夜が少し楽しみになっていた。
本が読めない暗さなので、
たまに奥さんに全体照明をつけられる。
その瞬間、現実に引き戻される。
それでも、
楽しみなものが一つあるだけで、
少し軽くなる気がする。

