部屋の明かりを少し変えると、気分が変わる

02_小さな回復

好きなカフェができた。

昔は、カフェでまったりしている人や、
本を読んだり、PCで作業している人の気持ちがよくわからなかった。

でも、
40代になっていまさら、
そういう時間もいいものだと思うようになった。

そのお店は、
映画館くらい照明が抑えめ。
テーブルのランプの明かりを頼りに歩くような感じだ。

その雰囲気が好きで、
非日常な感じがして、
気分がゆるむ。

頻繁にいけたらいいのだが、
距離が遠くてなかなか行けない。

なので、
家の雰囲気を少しだけ近づけてみることにした。

部屋の全体照明を弱くして、
暖色の間接照明を増やす。

夜、お風呂に入ったあと、
その明かりの中で炭酸を飲む。

お酒を飲めば格好がつきそうだが、
ほとんど飲めない。

気づくと、
夜が少し楽しみになっていた。

本が読めない暗さなので、
たまに奥さんに全体照明をつけられる。

その瞬間、現実に引き戻される。

それでも、
楽しみなものが一つあるだけで、
少し軽くなる気がする。