うちの先住猫はナイトルーティンが決まっている

03_猫との暮らし

うちの先住猫は、
毎晩やることが決まっている。

しかも、
そのルーティンをこちらにも守らせようとしてくるので面白い。

まずはご飯だ。
うちは朝と夜の二回にしている。

猫によっては、
ご飯を出しっぱなしにして少しずつ食べる子もいるらしい。

でも、うちの2匹は一気に食べるタイプなので、
朝晩の2回に落ち着いている。

ご飯の時間が近づくと、
先住猫が鳴きながらキッチンへ向かう。

そして数歩進んでは振り返り、
こちらを確認する。

ちゃんと来ているか監督しているのだ。

あの、
「こっちですけど?」
という顔が少し鼻につく。

無事にご飯を食べ終わると、
次の工程に移る。

今度は足や腕に体を擦りつけてくる。
撫でろ、の時間だ。

特に自分への要求が多い。
マッサージ師として指名されている感覚だ。

ひとしきり撫でると、
次は床に降りて、真正面からまっすぐ、
こちらを見つめてくる。

これは、遊べのサインだ。

こちらがルーティンを崩すことは許されない。

少し反応が遅れると、
「次の工程に進みますけど?」
と言いたげな顔で見てくる。

最近のお気に入りは、
シャカぶんとスーパーボールだ。

ただし、
スーパーボールを投げても持ってきてはくれない。
人間のいい運動にもなっている。

そして、
テレビを見ながらの片手間な遊びも許されない。

気が散っていることがバレると、
急に遊んでもらえなくなる。

誘われたのはこちらなのに、
評価される立場なのもこちらだ。

満足すると、
お気に入りの場所に落ち着いて、ぐっすり。

最近のお気に入りはソファの上だ。

その結果、
人間のどちらかが床に座ることになる。

特に不満はない。

いや、
少しはある。

でも猫が気持ち良さそうなので仕方がない。

新入り猫は比較的自由だが、
先住猫は毎晩ほぼ同じ流れで過ごしている。

ご飯。

撫でる。

遊ぶ。

寝る。

まるで毎日の業務をきっちりこなしているようだ。

朝はなかなか相手をしてあげられない。

だから夜くらいは、
このルーティンに付き合おうと思っている。

本人はそんなこと、
まったく考えていないだろうけど。