「これ、いつまで続くんだろう」
苦しくなってから、
何度もそう思った。
少し休めば戻ると思っていた。
数週間ゆっくりすれば、
また元通りに働けると思っていた。
でも、そんなに単純ではなかった。
ミッドライフクライシスという言葉を知ったあとも、
正直、一番気になっていたのは、
「これはいつ終わるのか」ということだった。
結論から言うと、
「いつ終わる」とは言い切れない。
少なくとも自分の場合、
数か月経っても、以前の自分には戻っていない。
しんどくなった当時は、お休みをもらった。
しばらくは、何も考えないように過ごした。
まず寝ること。
朝日を浴びること。
生活リズムを整えること。
そういうことを優先した。
ある程度睡眠が取れるようになって、
少し落ち着いてきたころ、
ふと気づく。
根本的な何かは、
まだ解決されていない感覚。
いつか元通りになる、
そう思っていたけれど、
その考え方自体が少し違っていたのかもしれない。
そして、
もう一つしんどかったのが「波」だった。
調子のいい日がある。
「治ったかもしれない」
「もう大丈夫かもしれない」
そう思える日もある。
でも、
その翌日にまた落ちる。
朝から心が重くなったり、
不安ばかり考えたり、
急に何もしたくなくなったりする。
その繰り返しで、
絶望したような感覚になることもあった。
だから余計に、
「いつ終わるんだろう」と考えてしまう。
今思うことは、
前と同じには戻らない、ということ。
そして、
戻ろうとしすぎない方がいい、ということだ。
以前と同じ働き方。
以前と同じ考え方。
以前と同じ無理の仕方。
それを前提にしてしまうと、
かえって苦しくなることが多かった。
いつまで続くかはわからない。
きっと、人それぞれなんだと思う。
でも、
前とは違う形で、
少し楽になれる瞬間や、
幸せを感じられる瞬間もある。
「終わり」を焦りすぎることも、
かえって苦しさを強くすると気づいた。
今は、
以前感じていたような深い絶望に落ちることは、少なくなった。
変わった自分に合わせていく感覚。
せっかくなら、
それも少しずつ楽しめたらいいなと、
強がってみる。
ミッドライフクライシスっぽい違和感を、
最初に感じ始めた頃のことは、別の記事でも書いている。
また、
不安が強い日に、
猫と触れ合うことで心が少し軽くなった話は、
こちらの記事で触れている。

